2024/01/19 (金)
チーム

上沢直之投手とタンパベイ・レイズの契約が成立

北海道日本ハムファイターズは本日1月19日(金)、ポスティング・システム(入札制度)により上沢直之投手(29)とタンパベイ・レイズとの選手契約が成立したことを、アメリカ大リーグ・コミッショナーから通知されましたので、お知らせいたします。

また、午後にはエスコンフィールドで会見を行い、現在の心境やファイターズへの思い、メジャー挑戦に向けた決意を語りました。

上沢直之投手会見の様子

上沢投手 年度別成績

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所属
球団





















2014北海道
日本ハム
2388 021 135.111314 457105 49483.19
2015北海道
日本ハム
1356 010 75.1756 30543 41354.18
2017北海道
日本ハム
1549 000 91.28411 32274 39353.44
2018北海道
日本ハム
25116 043 165.114615 385151 62583.16
2019北海道
日本ハム
1153 000 71.1695 27164 34253.15
2020北海道
日本ハム
1586 010 97856 38190 40333.06
2021北海道
日本ハム
24126 010 160.11198 484135 53502.81
2022北海道
日本ハム
2389 030 15212915 509127 61573.38
2023北海道
日本ハム
2499 022 17015214 415124 66562.96
通算 1737062 0146 1118.197294 34939913 4453973.19

移籍会見

タンパベイ・レイズとの選手契約が成立し、改めて会見を開き心境を語りました。

上沢投手

すっきりとした表情で会見に臨んだ上沢投手は「タンパベイ・レイズに正式に入団することが決まりました。ファイターズで過ごした12年間の日々を思うと数えきれない思い出がありますが、本当にファイターズに入団できてよかったです」と振り返り、「ファンの方、球団関係者の方、人に恵まれたファイターズでの野球人生だった」と周囲への感謝を口にしました。ギリギリまでもつれ込んだ移籍交渉を終えて「ホッとした気持ち。でも向こうに行ってからは、キャンプ初日から勝負していく立場で気は張っている」とメジャー昇格へ覚悟をにじませました。メジャー契約のオファーがあった中でも、投手育成に定評のあるレイズとのマイナー契約を決断。上沢投手は「ピッチャーに対する球団のプライドやそこで勝つんだという思いを感じた」と決め手を語り、「僕のことを知って、理解してくれている。迷いは正直あったが、自分がレベルアップするために決断した」と自らの成長を見据え、いばらの道を選びました。
会見には上沢投手が入団する年に監督に就任し、言わば“同期”でもあった栗山英樹CBOが同席しました。プロ1年目から成長を見守ってきた元指揮官は「よくこれだけ野球の神様が試練を与えるなというぐらい、結果を残したときに色々なことが起こった」と何度も苦難を乗り越えてきた上沢投手の努力を称えました。さらに「男の生き様としてはカッコいい、という言い方が合っているか分からないけど、一野球人として尊敬している」と這いあがる姿に期待しました。

会見の最後には上沢投手と同期入団の松本剛選手会長がサプライズ登場。沖縄・伊江島での自主トレ先から駆け付け、苦楽をともにしたチームメイトの挑戦を笑顔で見送りました。グランドに出てフォトセッションを行う際には、大型ビジョンにチームメイトや同期入団の元チームメイトらからの惜別のメッセージが流されました。その姿勢と人柄で多くの人から、愛された上沢投手。みな、寂しさを抱きながらも、大きな挑戦にリスペクトしエールを送りました。

上沢直之投手会見の様子

上沢直之投手 松本剛選手会長

松本選手 上沢投手 栗山英樹CBO

上沢直之投手

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