北海道日本ハムファイターズは11月1日(金)、エスコンフィールドHOKKAIDO(北広島市)で新たに就任したファームの江口孝義投手コーチ、横尾俊建打撃コーチ、的場直樹バッテリーコーチの記者会見を行いました。3コーチは若手選手の育成に向けて、意欲的な表情で思いを語りました。
オリックス・バファローズや福岡ソフトバンクホークスでトレーナー経験のある江口コーチは「選手とコミュニケーションを取りながら、経験をピッチングに生かしていけるような指導をしていきたい」と話し、「スポーツの多くはボールを持っている側に攻撃権があると思う。ピッチャーはバッターに立ち向かう心がある方が物事はうまくいくと思うので、そのような選手を増やしていけたら」と力強く話しました。
2021年以来のファイターズのユニフォームに袖を通す横尾コーチは「プレーしていたファイターズに戻ってこられてうれしいです。しっかりとした覚悟を持ってきた」と決意を示し、「プロに入ってくる素晴らしい選手たちの長所を伸ばしていきたい。選手とともに自分も成長していければ」と先を見据えました。
2017年以来8年ぶりにファイターズのコーチに復帰する的場コーチは「今季、強いファイターズが戻ってきたなと思って見ていました。より強くしたいという気持ちでワクワクしている」と言い、「堂々と不安なくプレーできる選手を一人でも多くできるよう手助けしていきたい」と抱負を語りました。
会見に同席した栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)は「ファイターズが常勝チームとなり、世界一愛されるチームになるにはファームをいかに充実させ、選手を育成するかが大事。ここをスタートにして、本当に強いチームをつくるため、3人には期待しているし、信じている」と期待を寄せていました。