2025/03/03 (月)
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台湾シリーズレポート

北海道日本ハムファイターズは3月1日(土)、2日(日)、台湾プロ野球CPBLの2チームと対戦する「2025台湾シリーズ」を初めて台湾・台北ドームで行いました。

台湾シリーズ

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2月27日(木)に台湾入りし、台北ドームで練習した選手たちは、2023年に完成したばかりの球場の規模の大きさやスタイリッシュさに目を奪われていました。練習後、台湾シリーズ開幕に先立ち、ファイターズ、統一ライオンズ、中信ブラザーズの3球団の監督と選手が会見に臨みました。空港到着時から熱烈な歓迎を受けていた新庄剛志監督は「試合ではさらにすごい応援が来てくれると思っている」と本番を心待ちに。伊藤大海投手は「今までいろいろな球場に来ましたけど、独特の雰囲気。ここで投げられることを楽しみにしている」と笑みを浮かべました。

ファイターズは1日に統一ライオンズと対戦。試合前のセレモニーで、台湾出身の古林睿煬投手孫易磊投手が登場すると、大きな歓声と拍手に包まれました。最後に、新庄監督が黒のスーツ姿で白いポルシェのオープンカーに乗って登場すると、球場のファンは大いに盛り上がりました。試合のボルテージを上げたのは万波中正選手。4回、強烈な先制2ランをレフトスタンドへ突き刺し、ファンの歓声と拍手を浴びながらダイヤモンドを周りました。さらに4番野村佑希選手のタイムリーで加点しました。先発は母国凱旋登板となった孫易磊投手。最速152キロを計測するなど1回無安打無失点に抑え、「台湾のチームと戦うのは初めてだったので新鮮な気持ち。緊張より興奮の方が強かったです」と振り返りました。その後も無失点リレーで相手打線を封じ、3-0で勝利をおさめました。

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2日は中信ブラザーズと戦いました。万波選手の2戦連発となる3ランで2回に先制。さらに清宮幸太郎選手も今季実戦初アーチとなる2ランを放つなど一挙7点を挙げました。先発の伊藤投手は1回に3者連続三振を奪い、2回無失点の好投。投手陣は2日連続の無失点リレーと仕上がりの良さを感じさせました。8-0の快勝でファイターズは2連勝し、万波選手は「盛り上がっているときに打つホームランは本当に気持ちいい」と言い、清宮幸太郎選手は「こんなに歓迎してもらってノーヒットで帰るわけにいかないと思っていた。ほっとしました」。2選手は試合後のヒーローインタビューで現地の言葉を交えながら台湾のファンへ感謝を伝えました。

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両日とも試合前には選手と地元ファンの交流イベントを開催し、北山亘基投手加藤貴之投手が参加。チームに同行していた栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)のサイン会や、新庄監督とファンの撮影会も開かれました。台湾ファンの熱い応援や歓待を受け、新庄監督と選手たちは最高の雰囲気を体感。シリーズ終了後、新庄監督は「素晴らしい経験をさせてもらった。特にファンの声援は心に残りました」とうれしそうに語りました。試合ではホームランで球場を沸かせるなど、ファイターズの選手たちの活躍や交流はファンの心に刻まれたはず。ファイターズの選手たちもファン、現地スタッフ、関係者らの歓迎やおもてなしを受け、台湾への愛着を深めることができ、有意義な時間となりました。

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