2025/03/14 (金)
プレスリリース

「會澤高圧コンクリート株式会社」が発熱コンクリートパネルを用いた融雪技術の実証実験を公開

北海道日本ハムファイターズのオフィシャルスポンサーである會澤高圧コンクリート株式会社(本社:北海道苫小牧市、代表取締役社長:會澤 祥弘)が、米マサチューセッツ工科大学(MIT)と共同研究開発をしているカーボンブラック入り導電性コンクリートを用いた発熱パネルの新たな実証試験を、エスコンフィールドHOKKAIDOにて実施いたします。

実証実験画像1

実証実験画像2

実験概要

本試験は、會澤高圧コンクリート、米マサチューセッツ工科大学、北広島市の共催で実施され、外気温から融雪に必要な電力を解析し、最小限のエネルギーで運用するシステムの開発を目的としています。従来のロードヒーティングは発熱体を保護するため表層を厚くする必要がありました。一方、電子伝導性コンクリートは強度を持つコンクリート自体が発熱するため、表層を薄くすることが可能であり、融雪に必要な電力の削減が期待されます。さらに、発熱コンクリートパネルと効率的な運用システムを組み合わせることで、消費電力を最大で50%削減できる可能性があります。北広島市では、エスコンフィールドに直結する新駅の建設を計画しており、新駅の建設とそれに伴う再開発は、まちづくりに大きく寄与する取り組みです。その一環として、発熱コンクリートパネルの開発が期待されており、導入が実現すれば、エネルギー効率の向上が期待され大幅な電力消費の削減、環境負荷の低減や脱炭素社会の実現に寄与する先進的な都市インフラ整備のモデルケースとなる可能性があります。

構造

試験期間

3月5日(水)~3月31日(月)
詳細はこちらをクリックしてください。

プレスリリース一覧へ戻る
  1. トップ
  2. ニュース一覧
  3. 「會澤高圧コンクリート株式会社」が発熱コンクリートパネルを用いた融雪技術の実証実験を公開