スポーツニッポン新聞社が制定する「2025年度 プロ野球最優秀バッテリー賞」の表彰式が25日、都内のホテルで行われ、伊藤大海投手と伏見寅威選手が出席しました。
両選手は、伊藤投手が登板した27試合のうち18試合でバッテリーを組み10勝を挙げ、道産子バッテリーとしては史上初の受賞となりました。

表彰式のインタビューで伊藤投手は「（伏見）寅威さんとシーズン前からバッテリー賞を取りたいと話していたので、実際に達成することができて本当にうれしく思っています」と語り、伏見選手は照れくさそうに笑みを浮かべました。

印象に残っている試合について尋ねられると、二人は6月20日のドラゴンズ戦で意見が一致。伊藤投手が今季初完封を達成したこの試合について、伏見選手は「（伊藤）大海の状態が良くない中で、試合前も試合中も二人で話し合いながら対策を考え、結果的に完封できたので、本当にいい試合だったと思います」と振り返りました。

来季からタイガースでプレーする伏見選手は、「今ここにいるご縁を大切にし、ファイターズとタイガースが日本シリーズで対戦できるよう、そこを目指して頑張りたいと思います」と抱負を語りました。