北海道日本ハムファイターズは、一人でも多くの方々に読書を通じて知識を深め、豊かな心をはぐくんでいただくことを目的に、読書促進全道キャンペーン「グラブを本に持ちかえて」を2014年より実施しております。昨年に引き続き今年も選手会がミーティングを重ねて原案作りにたずさわり幼児向け絵本を制作し、シーズンオフには読み聞かせ会を実施。親子が楽しく向き合う環境づくりを支援してご家庭や図書施設での読書習慣の定着を図り、お子様方の心健やかな成長を促します。
読書促進全道キャンペーン「グラブを本に持ちかえて」2016
実施内容[1]幼児向け絵本の制作、読み聞かせ会の実施
ファイターズ選手会が著作者となりオリジナル絵本第2弾「もりのやきゅうちーむふぁいたーず つよさのひけつ(仮題)」を制作します。選手が絵本をプロデュースする取り組みは球界初、2年続けての試みです。大野選手会長を中心に選手がアイディアを出し合い絵本のストーリー等を企画します。制作した絵本は選手会から様々な施設に寄贈する他、シーズンオフには選手による読み聞かせイベントを開催いたします。
■第2弾に登場する主な新キャラクター
- 大野奨太選手会長コメント
- 「子どもの活字離れが問題になっている中、少しでも読書を身近に感じてもらえればうれしいです。今回、第2弾を作るにあたり読書の大切さだけでなく、食べること、寝ること、運動することをプロ野球選手ならではの形で子どもたちに伝えていきたいと思っています」
- 堀川真氏コメント(作画担当、紋別市出身)
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- 「野球の魅力は、見る人それぞれに楽しみ方のあることです。第2弾の大切なテーマのひとつに、『体づくり』があります。子どもには楽しく、大人には深く、この絵本も野球のように、それぞれの角度から楽しめるものであればと思っています」
※読み聞かせ会の詳細は決まり次第、お知らせしていく予定です
実施内容[2]読み終えた本をみんなでシェア
札幌ドームでの試合開催日にご家庭で読み終えた本を引き取り、それらをクリーニング・補修したうえで、北海道や東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方太平洋沿岸部の学校図書館・保育施設・子育て支援グループ・福祉施設などに無償で提供する活動を進めてまいります。2014年は1,732冊、2015年は481冊の書籍を一般社団法人「北海道ブックシェアリング」(荒井宏明代表)に寄贈しました。
ブックシェアリング受付
■実施日時
7月8日(金)千葉ロッテマリーンズ戦~9月25日(日)東北楽天ゴールデンイーグルス戦(札幌ドーム開催の29試合)
開場~7回終了
■場所
札幌ドーム1Fコンコース北側・南側総合案内
■収集する図書
児童書、絵本、小説・童話・物語、伝記、日本・外国の歴史、国語事典など
■収集できない図書
- 汚れやキズのひどいものやしみ、カビのあるもの
- ページが破れているものや表紙、カバーのないもの など
ご協力いただいた方に「FIGHTERS GALAXY BASEBALL」特製しおりを進呈します(数に限りがありますので、特製しおりの配布はなくなり次第終了とさせていただきます)
■一般社団法人「北海道ブックシェアリング」
家庭や団体、企業などで読み終えた本を引き取り、クリーニング・整理したうえで、学校図書館や保育施設、子育てグループ、福祉施設などに無償で提供しています。また、東日本大震災の被災地において長期にわたる図書支援を進めています。北海道では約50の自治体が「無書店自治体」で、今春から移動販売車「走る本屋さん」を走らせ読書環境整備に奔走している。
実施内容[3]FIGHTERS GALAXY企画展
北海道と日本ハムグループの包括連携協定に基づき、実施を希望する道内各図書館で選手のお薦め書籍紹介コーナーが開設されます。札幌ドームにおける主催試合の演出・装飾テーマである「FIGHTERS GALAXY BASEBALL」に関連し、少年時代、天体を仰ぎ無限の星空に憧れを抱いた栗山監督と選手たちが、宇宙にまつわる書籍、絵本を紹介します。
※実施の有無につきましては市町村立図書館、公民館図書室等にお問合せください