10年ぶりに日本シリーズを制したチームは、敵地での胴上げ、表彰式を終えても興奮が冷めることはありませんでした。広島市内でのホテルで祝勝会。末澤オーナーによる労いの言葉があったあと、大野選手会長の「なまら神ってたファイターズ」の掛け声をきっかけに、今年の2回目のビールかけが行われました。3000本の瓶ビールなどが約25分でなくなり、日本一の美酒に酔いました。
第3戦でサヨナラ打を放った大谷翔平投手は、初めての日本シリーズを振り返り「楽しかった。ファイターズらしい離されても諦めない野球ができた」と話せば、シーズンを通じて4番を打った中田選手は「ビールかけを2回もできた。何回やっても気持ちいい」と満面に笑み。今季限りで現役を引退する武田勝投手は「新人で日本一、引退することになって日本一。最高の選手生活でした」とチームメイトに感謝していました。栗山監督も誰からともなくビールを浴びせられ、「日本一はどんなものか分からなかったけど、どういうものか感じさせてもらった」と頬を緩めながら話しました。