北海道日本ハムファイターズでは北海道内の子どもたちが安全で快適にプレーできる環境を整えるため、「ファイターズ基金」から工費の一部を寄付し、自治体や球場管理団体、施設利用者、地元企業などと共同で少年野球場を修繕、整備していく「ダイヤモンド・ブラッシュ」プロジェクトを2019年に立ち上げました。
4期目にあたる今年度、対象球場の一つに選定していた中標津町運動公園みどりの里球場・りんどう球場の改修がこのほど終了し、9月16日(土)に落成記念式典が開かれました。町内の少年野球チームや、地元軟式野球連盟、文化スポーツ振興財団などからプロジェクトサポーターの皆様が出席。テープカットや記念撮影などを行った後、B・Bが始球式を務めて完成を祝いました。
2009年と比較的開場は最近ですが、道東地方の厳しい冬季間の凍結などにより土層の硬化が進んでいました。外野簡易ネットフェンスもたわみや色あせ、ダグアウトとバックネット裏本部の外装塗装がはげ落ち、ささくれも目立っていました。「ダイヤモンド・ブラッシュ」プロジェクトからの支援による改修作業には、選手や保護者、町の有志の方のほかファイターズ職員ら計110人が参加し、土壌の改善、外野ネットの張替、塗装工事などを行った結果、真新しい印象を与える球場にリニューアルされました。今年は学童の中標津ホルスタイン野球少年団、中標津中野球部が全国の舞台を踏んでおり、中標津町教育委員会の山田康司教育長は「この球場で一層の飛躍を遂げてほしい」と激励していました。
