北海道日本ハムファイターズは、11月1日(水)に「エスコンフィールドHOKKAIDO」と沖縄県国頭村の「かいぎんスタジアム国頭」で秋季キャンプをスタートしました。

来季に向けて始動したチームは、この日から新メンバーも参加。武田久投手コーチと谷内亮太内野守備走塁コーチがエスコンフィールドで、岩舘学ファーム内野守備走塁コーチが国頭で選手たちに指導を始めました。また先月入団会見を開いた孫易磊選手も国頭キャンプでチーム練習に初参加。若き剛腕がプロ野球選手としてスタートを切りました。

今シーズン課題となった守備の強化を図るべく、エスコンフィールドでは守備練習に時間を費やしました。9時から開始した練習は、体幹トレーニングやランニングを終えた後に、投手も交えて連携プレーを確認。その後は個別でノックを受けて、グラウンドに適した体の動きを覚えるために、反復した守備練習を行いました。また臨時コーチとして、現役時代に6度のゴールデングラブ賞を獲得した元中日ドラゴンズの荒木雅博氏が秋季キャンプに参加し、選手たちに守備を指導しました。

初の秋季キャンプ開催となったエスコンフィールドには、選手たちの練習を見るために約4,500人の観客が詰めかけました。守備練習では歓声が起こる場面もあり、選手たちは新鮮な気分で練習に打ち込んだ様子でした。また練習終了後には、新庄剛志監督によるプレゼント企画をグラウンドで開催。自身のユニフォーム一式とサングラスをプレゼントして、集まったファンを喜ばせました。