北海道日本ハムファイターズにオリックス・バファローズから移籍加入した黒木優太投手が11月29日(水)、エスコンフィールドHOKKAIDOで入団記者会見に臨み、抱負を語りました。なお、背番号は「32」に決まりました。

黒木投手はトレードを告げられたときの心境を聞かれ、「必要としてくれるチームでやれるということなので、うれしい気持ちがありました」と率直な思いを明かしました。150キロ前後の強いストレートが持ち味で、「先発も中継ぎもロングリリーフも経験した。いろいろなポジションで投げられるのが自分の強み」ときっぱり。同席した木田優夫GM代行は「大学のころに視察して、強いボールを投げるピッチャーだなと思っていた。チームの勝利に貢献してくれるピッチャーだと思っている」と熱っぽく話しました。

ファイターズにはオリックスでバッテリーを組んでいた伏見寅威選手がおり、来季から山﨑福也投手もファイターズの一員になります。「寅威さんにも連絡しましたし、福也さんとも『一緒に頑張ろう』と話をしました。知っている人がいるのは心強いです」とオリックスで同僚だった選手の存在に安心した様子でした。会見前にエスコンフィールドを見学し、「すごくきれいで設備が整っている」と感想を語り、「ファイターズファンはチームを愛していることが伝わってくる。ファンのみなさんの期待に応えられるよう、いいピッチングがしたいです」と活躍を誓いました。愛称を聞かれ「ジョニーと呼んでもらえるとうれしい」と話す速球派右腕がマウンドで躍動する姿に期待が高まります。