北海道日本ハムファイターズは5月13日(月)、栗山英樹監督と中島卓也選手、大田泰示選手、西川遥輝選手、上沢直之投手、近藤健介選手の6人が北海道大学病院内のひまわり分校を訪問しました。懸命に病を克服しようと頑張る子供たちを元気づけようと、2007年に開始して今年が13回目となります。
病院内の運動療法室で小中学生の3人と交流。監督や選手との対面を楽しみにしていた子供たちから次々に質問が寄せられ、野球選手以外で就きたい職業を尋ねられた中島選手は「いつも身近に野球があったので、少年チームの指導者など野球に関わること」と回答しました。西川選手は好きな食べ物を聞かれ「子どもっぽいけれど生姜焼きやエビフライ。ご飯のおかずになるものが好き」と答えていました。
昨日までの5連戦の疲れも見せず、キャッチボールなどで子どもたちと触れ合う様子に栗山監督は「こうして喜んでもらうためにプロ野球選手はユニフォームを着ている意味があるのだな、と改めて感じる」と目を細めていました。1時間の交流の最後に子どもたちの代表から「僕たちも治療を頑張るので、ファイターズも優勝を目指して戦ってください」とエールが贈られ、選手たちは表情を引き締めてその言葉を心に刻み込みました。
交流後には、監督と選手たちは小児病棟の病室を一つひとつ回り、学用品をプレゼントしたほか、ご家族も加わって記念写真を撮るなど楽しいひと時を過ごしました。