2019/12/03 (火)
コミュニティ

玉井投手、杉浦投手らが被災地を訪問

北海道日本ハムファイターズの玉井大翔投手杉浦稔大投手、読売ジャイアンツの鍵谷陽平投手、木佐貫洋二軍投手コーチ、中日ドラゴンズの谷元圭介投手、大野奨太選手が12月3日(火)、北海道胆振東部地震の被害を受けた厚真町、安平町を訪れ、地元の子どもたちと交流しました。昨年、被災者らの力になりたいと3球団6選手が訪問したのに続き、今年も元ファイターズの選手が北海道に駆け付けてくれました。

被災地の訪問様子1

まず安平町立追分小学校と厚真町立厚真中央小学校を訪れ、キャッチボールや質問コーナーで児童らと交流。給食の時間は選手たちが各学年に分かれ、質問に答えながら食事を共にしました。厚真中央小学校では交流の最後に児童たちから気持ちのこもった合唱が披露されました。玉井投手は「子どもたちの元気な姿を見られて良かったです。最後の歌は気持ちが伝わってきて嬉しかったですし、僕たちが元気をもらいました」と児童からのお礼に感激していました。将来の夢が漫画家と語る児童は「今日は一緒に給食を食べられて嬉しかったです。夢が叶ったら今日のことを描きたいです」と話し、思い出のひと時を将来の夢に重ねていました。

被災地の訪問様子2

被災地の訪問様子3

その後、厚真町観光協会・原祐二さんのご説明のもと、胆振東部地震で被害の大きかった吉野地区やダム湖を見て周りました。杉浦投手は「実際に初めて現地を見て、言葉にするのは難しい」と話し、今なお斜面が崩れ、工事車両が行きかう現地の状況を目に焼き付けていました。厚真町役場では宮坂尚一朗町長が地震発生から1年少しの時間を振り返り「どんな困難な状況でも屈せず、再び輝きを取り戻したい」という強い決意を話され、「皆さんも頑張ってください。少しでも心に留めていただければ」と各選手に激励の言葉が送られました。

最後は厚真町、安平町、むかわ町、日高町の少年野球5チーム93名と野球教室で交流しました。子どもたちからは「どうやったら遠くに投げられますか」など次々に質問が飛び、普段から教える立場の木佐貫コーチをはじめ、各選手が熱心に指導していました。
昨年に続き、球団の垣根を超えて行われた被災地訪問。今季途中までファイターズに在籍した北海道出身の鍵谷投手は「昨年同様、遠方から各球団の選手たちが集まってくれて嬉しいですね」と話せば、大野選手は「プロ野球選手だからできることで少しでも貢献できれば」と話し、北海道の地に寄り添いました。

被災地の訪問様子4

被災地の訪問様子5

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