北海道内の中学硬式野球チームが団体の垣根を越えて王座を争う「2020 FIGHTERS BASEBALL CHAMPIONSHIP U-15」は8月10日(月・祝)、札幌ドームで準決勝と決勝が行われ、決勝で札幌西リトルシニアが札幌東リトルシニアを5対4で下し、初優勝を飾りました。
2016年に設立されたこの大会はリトルシニア、ボーイズリーグ、ポニーリーグの各代表チームがトーナメント形式で雌雄を決するもので、準優勝した2017年以来2度目の出場となった札幌西リトルシニアが参加34チームの頂点に立ちました。
6回に2点勝ち越しを許した札幌西リトルシニアは、7回表2死一、二塁から4番・高橋駿太選手の左越え二塁打で1点差に迫ると、続く橋本理央選手が左中間を破る2点二塁打で逆転。その裏のマウンドに上がった橋本選手が130キロを超えるストレートを軸に3人で打ち取り、熱戦に終止符を打ちました。札幌東リトルシニアもチャンスを確実にものにしながら互角の戦いを演じ、決勝にふさわしい白熱した展開を繰り広げました。
今年は新型コロナウイルス感染症の影響で決勝トーナメント出場数を8チームから4チームに縮小して大会を実施しました。NPO法人北海道野球協議会と参加3団体、ならびに各チームの関係者・保護者の皆様の感染予防対策により、無事に開催することができました。心より感謝申し上げます。
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | H | E |
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札幌西 リトル シニア | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 5 | 9 | 4 |
札幌東 リトル シニア | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 2 | 0 | 4 | 6 | 0 |
【札幌西】 高橋、宮越、橋本-藤村
【札幌東】 相澤、小南、清水-大川原
高橋2、橋本(以上札幌西)、片岡(札幌東)