2022/08/08 (月)
コミュニティ

B・Bがアオダモ資源育成の会「バットの森づくり」植樹活動に参加

木製バットの原材料として使用される木材、『アオダモ』の植樹イベントが8月8日(月)、北海道栗山町の「栗の樹ファーム」で行われ、北海道日本ハムファイターズからB・Bが参加しました。NPO法人「アオダモ資源育成の会北海道評議会」が主催したもので、栗山高校女子硬式野球同好会や地元少年野球チームの栗山ロッキーズと継立ロビンス、栗山ロータリークラブなどから約100名が参加してアオダモの苗木100本を植えました。

植樹イベント01

植樹イベント02

栗の樹ファームでの植樹活動は2014年に始まり、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2年間の中止をはさんで今回が3年ぶり7年目の開催になりました。栗山町在住で毎回参加してきた栗山英樹プロフェッサーは、侍ジャパン監督として米球界視察のため不在でしたが、B・Bが今回初めて出席。あいにくの雨の中、野球少年たちと少年野球場のライトからセンターにかけて高さ1メートルほどの苗木を植えていきました。作業を終えた後、右翼ポール付近に記念標柱を立て、参加した3チームへB・Bからノック用バットが贈られました。

植樹イベント03

植樹イベント04

バット用材として最良とされるアオダモは、主に北海道の自然林に分布していますが、かつては伐採が計画的に行われていなかったため、将来的に資源が枯渇する恐れがあります。そこで、材木の安定供給を目的とした「アオダモ資源育成の会」が2000年に発足。ファイターズはアマチュア各団体などとともに同会の北海道評議会を構成しており、毎年定期的に植林することでバット素材の安定確保を目指して活動を展開しています。アオダモがバットに活用される60年から70年もの長い年月を要しますが、栗山プロフェッサーがエゾシカなどによる食害を防ぐためのネットを木に巻き、下草刈りを日頃から行っていることで、2014年に植えたアオダモは人の背丈ほどまで成長しています。

集合写真

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