北海道日本ハムファイターズでは、2019年から被災地復興支援活動として4年間実施してきた「ふぁい田!ATSUMAプロジェクト」から活動領域を広げ、「ふぁい田!北海道応援プロジェクト」として新たなスタートを切りました。
5月20日(土)厚真町、5月28日(日)栗山町の2町で一般応募されたご家族40組とマスコットのB・Bも加わり、約120名が参加して田植えを行いました。
2023年は、農家の方のアドバイスを受けながら、春に酒造好適米(酒米)の田植え、秋の稲刈りといった農業体験会を開催。2町で収穫した酒米は栗山町に蔵を構え、北海道で日本酒づくりの先駆けとなった老舗酒蔵「小林酒造」で醸され、限定酒として来春販売される予定です。
田植え体験は、長靴や素足が泥まみれになりながらも皆さんの手際がよく、それぞれの予定区画は1時間ほどで終了。泥の中でバランスを崩して転ぶ姿もあり、圃場を管理する厚真町の高橋宥悦さん、栗山町の後藤伸一さんご家族もその光景を微笑ましく見守っていました。
栗山町では小林酒造株式会社の杜氏・南修司さんも参加者らとともに田植えを行い、「皆さんで植えたお米は私が責任をもって美味しいお酒を造ります」と話していました。
北海道は長年の努力で日本有数の米どころとなり、冷涼な気候と良質な水で造る日本酒も国内外で注目を高めており、今後は7月~8月に2町を再び訪れる生育観察や体験型イベントも実施していく予定です。
北海道日本ハムファイターズは農業体験を楽しみ、地域の人々との交流を図る「グリーンツーリズム」の要素を取り入れながら、地域の魅力や日本の伝統・文化に触れる機会を創ってまいります。