北海道日本ハムファイターズは9月24日(日)、富良野市在住の脚本家・倉本聰さんが主宰するNPO法人C・C・C富良野自然塾のフィールド内にある旧ゴルフ場の一角を森に戻す取り組み「FOREST.F(フォレスト・エフ)」の第2回活動を実施しました。富良野市のほか、上富良野町や中富良野町、南富良野町にあるオフィシャル後援会の会員の皆さんと、ファイターズOBの岩本勉さん、B・Bら総勢28人が、スタッフの方のご指導を受けながらミズナラ、ハルニレ、イタヤカエデなど150本の植樹を行いました。
「FOREST.F」は日本ハム株式会社、監督在任時の栗山英樹プロフェッサーと縁が深かった倉本さんのご提案をもとに昨年発足。‘ファイターズがファンとともに富良野(FURANO)で育む森(Forest)と未来(Future)’をFの一文字に込め、倉本さんから苗木と区画の提供を受けて閉鎖されたゴルフ場を以前のような森に戻す自然返還活動です。
芝の下の硬い土壌や埋まっている大きな石に悪戦苦闘しながら、参加者は協力し合い1時間作業に汗を流しました。初参加の岩本さんは「スポーツをする上で欠かせないのは道具よりも何よりも(木々が生み出す)酸素です。継続して自然豊かな森に戻せるよう、今後も力を合わせていきましょう」と呼び掛けていました。最後にバットの原材料になるアオダモを5本植え、参加者全員で野球界の発展、ファイターズの躍進に願いを込めました。