北海道日本ハムファイターズでは、2018年9月の北海道胆振東部地震で被災した厚真町の復興を後押ししようと、同町が実施している「田んぼのオーナー」制度を活用し、球団募集枠にご応募された14のご家族のほか厚真町立上厚真小学校の5年生17名と水田を借り受けて稲作を体験する「ふぁい田!ATSUMAプロジェクト」を実施してまいりました。
児童は昨年震災の影響で実施できなかった稲刈りを10月7日(月)に行い、北海道を代表する高品質米「ななつぼし」を収穫。10月31日(木)の学校給食で収穫米が全校児童に提供され、子どもたちから「いつもよりお米がおいしい」と声が上がっていました。
5年生の児童は給食中に全クラスに足を運び「大切に作ったお米を残さず食べてください」と声かけをしていました。
給食前には日本ハム株式会社中央研究所の管理栄養士でファイターズ選手の栄養サポートを担当する八巻法子氏が講師を務め、5、6年生を対象にした「食育授業」を行いました。実際の食事例に続いて、選手も日ごろ心がけている食事の基本「3つのさん」として「1日3回食べる」、「3つの働きをする食べ物を選んで食べる」、「サンキューの気持ちを大切に食べること」が紹介されると、児童は興味津々な表情で聞き入っていました。